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心の時代のキイワード「手放す(let go)」を読み解く。「マインドフルネスを始めたいあなたへ」その8

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大ヒット映画「アナと雪の女王」の主題歌「Let it go~ありのままで~」で、
すっかりおなじみになったフレーズ「let go」ですが、いわゆる「ニューエイジ
あるいは「心の時代」を代表する定番表現です。その意味するところは、何か?
マインドフルネス普及の功労者ジョン・カバットジンの解説をご紹介します。

 

Letting go means just what it says. It’s an invitation to cease clinging to
anything――whether it be an idea, a thing, an event, a particular time, or view, or
desire. It is a conscious decision to release with full acceptance into the stream
of present moment as they are unfolding.

手放すとは、その言葉どおりの意味です。考え、物、出来事、特定の時間、見方、
欲求など、いかなるものにもしがみつくのをやめることへの招待状といえるでしょう。
それは、絶え間なく流れる一瞬一瞬の中に、その瞬間が展開するままに、完全に
納得したうえで解き放つことへの意図的な決意です。

 

To let go means to give up coercing, resisting, or struggling, in exchange for something
more powerful and wholesome which comes out of allowing things to be as they are
without getting caught up in your attraction to or rejection of them, in the intrinsic
stickiness of wanting, of liking and disliking. It’s akin to letting your palm open to unfold
something you have been holding on to.

手放すとは、欲求、好意、嫌悪に内在する粘性によってあなたがその物事に対し
感じる魅力や拒絶に囚われることなく、物事がそのままであることを受け入れる
ことから生まれる、より力強く健全なものと引き換えに、強制すること、抵抗する
こと、もがくことをやめるということです。これはまるで、長い間つかまっていた
何かを手放すために、手のひらを開くことに似ています。

 

But it’s not only the stickiness of our desires concerning outer events which catches us.
Nor is it only a holding on with our hands. We hold on with our minds. We catch
ourselves
, get stuck ourselves, by holding, often desperately, to narrow views, to self-
serving hopes and wishes. Letting go really refers to choosing to become transparent
to the strong pull of our own likes and dislikes, and of the unawareness that draws us
to cling to them. To be transparent requires that we allow fears and insecurities to play
themselves out in the field of full awareness.

でも、私たちをとらえるのは、外側の出来事に関する執着心だけではありません。
また、私たちが手でつかまっているものだけとも限りません。私たちは、心でも
しがみつくことがあります。狭いものの見方、利己的な希望や願いにつかまることで
(多くの場合、必死につかまっています)、自分自身に囚われ、自分自身につまずいて
いるのです。手放すとは本来、自分自身が抱く好意や嫌悪から生まれる強烈な引力や、
無意識の囚われに対して、意図的に透明になるということです。透明になるには、
恐れや不安を完全な意識の中にのぼらせることが必要です。

 

Stillness, insight, and wisdom arise only when we can settle into being complete
in this moment, without having to seek or hold on to or reject anything. This is
a testable proposition. Try it out just for fun. See for yourself whether letting go
when a part of you really wants to hold on doesn’t bring a deeper satisfaction
than clinging.

静寂、洞察そして英知は、私たちがいかなるものも求めず、執着せず、拒絶する
ことなく、この瞬間に完璧でいる状態におちつくことができるときにのみ、湧き出て
きます。この主張は、検証することができます。楽しむつもりでやってみてください。
心の一部では本当にしがみつきたいと思っているときにあえて手を放すことで、
しがみつくよりも深い満足を得られないか、自分で体験してみてください。

 

いかがでしたか?「しがみつかない」という表現は、私にもピンとくるものがあり、
かつて以下のような詩を書いたことがあります。ご一読いただければ幸いです。

 

                      Grown-up

 

大人とは                    No grown-up

しがみつかない人      Will cling onto you.

大人とは                     A grown-up

そっと抱きしめる人   Will hold you softly.

 

Wherever You Go, There You Are: Mindfulness meditation for everyday life (English Edition)

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マインドフルネスを始めたいあなたへ 毎日の生活でできる瞑想:Wherever You Go, There You Are

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