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瞑想のコツは、何かを達成しようという思いを手放すこと。「マインドフルネスを始めたいあなたへ」その3

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ただひたすら、今ここにあることに意識を向ける。それが瞑想だと言いますが、
実践は言葉ほど簡単ではありません。どのような心構えで行なえば上手く行くのか、
マインドフルネスの基本を解説している、ジョン・カバットジンの著作からご紹介
します。

 

New Yorker cartoon:
Two Zen monks in robes and shaved heads, one young, one old, sitting side by side
cross-legged on the floor. The younger one is looking somewhat quizzically
at the older one, who is turned toward him and saying: “Nothing happens next.
This is it.”

雑誌『ニューヨーカー』の漫画より:

袈裟を着て頭を剃った、年配と若者の禅僧二人が、床に足を組んで座っていました。
若い僧侶がいぶかしげに年寄りの僧侶を見ており、年配の僧侶は、振り返って次の
ように言っています。「次に起こることは何もない。まさにこれがそのもの
なのだよ」。

 

It’s true. Ordinarily, when we undertake something, it is only natural to expect a desirable
outcome for our efforts. We want to see results, even if it is only a pleasant feeling.
The sole exception I can think of is meditation. Meditation is the only intentional,
systematic human activity which at bottom is about not trying to improve yourself or
get anywhere else, but simply to realize where you already are.

まさにそのとおりです。通常は何かをすると、その努力に値する結果を期待するのが
自然です。それがたとえ喜びの感情を味わうだけであろうと、結果を得たいと思うもの
です。ただ、私が思い当たるたった一つの例外が、瞑想です。瞑想は根本的に、自分を
改善しようだとか、何かを達成しようなどといったことを目指さず、単にあなたが
今どこにいるのかを悟るだけの、意図的であり体系立てられた唯一の人間の活動です。

 

Perhaps its value lies precisely in this. Maybe we all need to do one thing in our lives
simply for its own sake. But it would not quite be accurate to call meditation a “doing.”
It is more accurately described as a “being.” When we understand that “This is it,”
it allows us to let go of the past and the future and wake up to what we are now,
in this moment.

おそらくその価値は、まさにここにあるのです。もしかしたら、私たち誰もが人生の
中で、たった一つのことをそれだけに集中して行なう必要があるのかもしれません。
しかし、瞑想を「行なうこと」と呼ぶことはいまひとつ正しくはないでしょう。「存在
すること」といった方が、より正確に表現することができます。「まさにこれが
そのもの」ということを理解することができたとき、私たちは過去と未来を手放し、
今の私たち、この瞬間に目覚めることができるのです。

 

People usually don’t get this right away. They want to meditate in order to relax,
to experience a special state, to become a better person, to reduce some stress or pain,
to break out of old habits and patterns, to become free or enlightened.

これをすぐに理解できる人はなかなかいません。人は、リラックスするため、特別な
状態を経験するため、よりよい人間になるため、ストレスや痛みを軽減するため、
古い習慣やパターンを打ち破るため、自由になるまたは悟りに達するために瞑想を
したいと思うものです。

 

All valid reasons to take up meditation practice, but all equally fraught with problems
if you expect those things to happen just because now you are meditating. You’ll get
caught up in wanting to have a “special experience” or in looking for signs of progress,
and if you don’t feel something special pretty quickly, you may start to doubt the path
you have chosen, or to wonder whether you are “doing it right.”

これらすべては、瞑想を始めるのにもっともな理由ですが、それと同時に、もしあなた
が瞑想をしたからといってこれらのことが起こると思ってしまったら、問題をはらむ
ことになります。「特別な経験」をしたいだとか、進展の兆しを探すだとかに囚われて
しまい、すぐに何か特別なことを感じないと、自分が選んだ道を疑い始めたり、自分が
「ちゃんとできているのか」と、あれこれ考え始めてしまいます。

 

In most domains of learning, this is only reasonable. Of course you have to see progress
sooner or later to keep at something. But meditation is different. From the perspective of
meditation, every state is a special state, every moment a special moment.

学びのほとんどの領域において、この考えは妥当といえます。当然、何かを根気よく
続けるためには、どれだけ進んだか遅かれ早かれ知りたいものです。しかし瞑想の
場合、話は違います。瞑想の視点からすれば、すべての状態が特別な状態であり、
すべての瞬間が特別な瞬間なのです。

 

When we let go of wanting something else to happen in this moment, we are taking
a profound step toward being able to encounter what is here now. If we hope to go
anywhere or develop ourselves in any way, we can only step from where we are
standing. If we don’t really know where we are standing――a knowing that comes
directly from the cultivation of mindfulness――we may only go in circles, for all
our efforts and expectations. So, in meditation practice, the best way to get somewhere
is to let go of trying to get anywhere at all.

この瞬間に何か他のことが起こってほしいという願いを手放すとき、今ここにある
ものに直面するための意義深い一歩を踏み出すことになるのです。前進したいとか、
何らかの形で自分を成長させたいと望むなら、今いるところから一歩踏み出すしか
ありません。もし今いるところ――マインドフルな意識を高めることによってわかる
こと――さえよくわからないのであれば、せっかくの努力や期待にもかかわらず、
ぐるぐると同じところを回り続けるだけとなります。ですので、瞑想の実践において、
何かを達成するための最善の方法は、何かを達成しようという思いをすべて手放して
しまうことです。

 

いかがでしたか?「思いを手放す」とは「無心」に近い境地かもしれませんが、かなり
難しいかと思われます。いろいろ悩んでいたある日、ふと「フッきれた」時があって、
その時に書いた詩があります。ご一読いただければ幸いです。

 

                        A Will

 

何も信じない          I believe nothing.

何も疑わない          I doubt nothing.

ただ                        I just accept things as they are

あるがままを          With gratitude and

感謝して受け入れ   Enjoy every moment of my life

その時その時を       Positively.

前向きに楽しめば   That’s all.

それでいい

 

Wherever You Go, There You Are

Wherever You Go, There You Are

 

 

 

マインドフルネスを始めたいあなたへ 毎日の生活でできる瞑想:Wherever You Go, There You Are

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