しあわせになる英語 English for Happiness

共に学ぶ「お役立ち」プログをめざします。

自分のルーツ(根)に戻るということ。「イエスとブッダ いのちに帰る」その7

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東洋人であるわれわれが、西洋の文化に触れる時、もっと具体的に言えば、
実質的に仏教徒であるわれわれが、キリスト教に触れる時、自ら東洋と西洋の
架け橋になり、マインドフルネスの普及に多大な貢献をした禅僧ティク・ナット・
ハンの言葉が参考になるかもしれません。

 

When you are rooted in your own tradition you have a much better chance
of understanding another tradition. It is like a tree with roots. When it is transplanted,
it will be able to absorb nutrients from the new soil. A tree with hardly any roots will not
to be able to get the nutritious elements.

自分の伝統に深く根を張っていれば、他の伝統への理解がさらに深まります。
大地に根ざした木のようなものです。木は移植されても、新しい土壌から養分を
吸収していきますが、ほとんど根こそぎにされた木には養分を吸収する力が
ありません。

 

I think rootedness means a lot for dialogue. We don’t want people to get uprooted
from their traditions. We want them to go back. Buddhist practice may help them
to go back to their own roots.

根をもつことは、対話への架け橋です。誰も自分自身の伝統の根を奪われては
なりません。私はみながそれぞれ自分の伝統に戻ってほしいと思うのです。
仏教の練修がその手だすけとなるはずです。

 

In our time, society is organized in such a way that we create thousands of
hungry ghosts every day. They are mostly young people. Look around us.
They are so many. They have no roots. They are hungry. They suffer. We have to
be careful in our daily life, trying not to help create more hungry ghosts. We have to
play our role as parents, teachers, friends, and priests with understanding and
compassion. We have to help hungry ghosts to be less hungry, to go back
to their family and tradition, to be reintegrated.

いまこの社会は毎日何千人もの飢えた魂をつくりだしています。その大半が
若者です。まわりを見わたしてみてください。おびただしい数の根をもたない
人たちがいます。彼らは飢え、苦しんでいます。私たちは毎日、これ以上飢えた魂を
増やさないように心配りをしていかなければなりません。両親、教師、友人、聖職者
として、理解と慈悲をもってそれぞれの役割をはたしていかなければなりません。
飢えた魂が少しでも飢えないように手だすけし、彼らがそれぞれの家庭や伝統に
戻って、社会に融合できるように手をさしのべていかなければなりません。

 

When the time is right, when they are capable of smiling and forgiving, we tell them,
“Go back to your own culture, go back to your own family, go back to your own church.
They need you. They need you to help renew themselves and no longer alienate
their young people. Do that not only for your own generation but for the future
generations as well.”

彼らが微笑めるようになって赦しの気持ちが芽生えてきたら、時期を見計らって、
こう言ってあげるのです。「自分の文化に戻りなさい。家族や教会が待っていますよ。
あなたは必要とされています。みんなあなたが新しい風を吹きこんで、二度と若者を
遠ざけないようにしてくれることを願っています。あなたの世代のためだけでなく、
未来の世代のためにも、そうしてください。」

 

Going Home: Jesus and Buddha as Brothers

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