しあわせになる英語 English for Happiness

共に学ぶ「お役立ち」プログをめざします。

「人生を劇的に変える<ブッダの時間>」その1。自然の刻む時に目覚める。

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忙しすぎる毎日。時間に追われ自分を失うのではなく、生き生きと、余裕をもって
暮らしていくためには?――アメリカでの仏教普及に多大な貢献をし、仏教徒
限らず、大勢のアメリカ人に精神的影響を与え続けている、ラマ・スールヤ・ダスが、
その具体的な答えを一冊の本にしてくれています。抜粋して、ご紹介していきます。

 

From early morning to late at night, from preschool to retirement, responsible citizens
that we are, we rush through our lives in order to scrimp on time. But what if time did not
control us? What if we felt that our time and our lives were our own? The first step
toward reclaiming them is to awaken to Natural Time, to get back in touch with the
rhythms that humans observed until just a couple of centuries ago, and that some
traditional societies in undeveloped countries still observe. Those clans, tribes, and
nomads may be trying to modernize and progress both materially and technologically,
but we have much to learn by getting back in touch with their respect for the timeless and
primordial rhythms of Nature Time.

小学生から定年退職者まで、分別を持った市民であれば誰でも、朝目覚めたときから
眠るまで、なんとかして時間を節約しようと努めます。でも、もし、時間に制約
されなくてよいとしたら、また、時間も人生も自分のものだと感じることができたと
したらどうでしょうか。その感覚を取り戻すための第一歩が、<自然の時間>に目覚める
ことです。それはほんの二百年ほど前まで、誰もが身近に感じていた時間であり、
今なお、現代社会から遠く離れた国に生きる種族が守り続けているリズムです。
そういった部族や氏族、遊牧民も、いずれは電化といった物質文明の影響を免れない
でしょう。それでもなお、時の感覚のない、原始的な自然のリズムを尊ぶ彼らたち
から、多くのことを学べるはずです。

 

When was the last time you felt the supportive, accepting vital energy of our earthly
mother? Was it when you were a child, lying on your back in the grass? Or on a beach,
with the distant sound of the surf? Barefoot in your garden, perhaps, with the feeling of
tingling warmth coming up from the soil?

あなたが最後に、母なる大地からすべてを包みこむような、たのもしい生命力を
感じたのはいつですか?子どもの頃、草の上に寝転がったとき、それとも浜辺で、
遠くの潮騒に耳を傾けたとき、それとも裸足で庭を走りまわり、地面の温かさで
足の裏がくすぐったかったときでしょうか?

 

Reflect on the most sublime moments in your life, and recall how many of them were
in serene, natural settings like these. Then see if you can re-create that feeling or image
in your mind’s eye, if just for a few seconds. And then when you get a chance, go
outdoors and find a quiet place to experience that moment of grace. It is a choice to go
through life with a cell phone in your hand. Disconnect yourself from the wondrous gifts
of our technology often enough to remember that natural wonders have always existed
and have always brought solace.

そうした崇高な一瞬の多くは、静かな自然の中で感じたのではありませんか。そのとき
の感覚、あるいは心の眼に浮かんだイメージを、ちょっとだけ呼びおこして
みましょう。そして、折りにふれ外に出て、静かな場所を探し、再び瞬間の美しさを
味わってみましょう。携帯電話をいっときも離さずに一生を終えるのも、たしかに
ひとつの生き方です。しかし、素晴らしい自然の奇跡がいつもわたしたちを取り囲み、
慰めを与えてくれていることを知るために、現代テクノロジーの便利な賜物を、
しばし手放してみるのです。

 

Go out at night, lie on your back, and look up the stars. Take a few deep breaths
while you raise your gaze and experience the immensity of the sky. See individual stars,
clusters of stars, and the entire panoramic sweep of sky overhead. If friends will be
joining you, tell them in advance that you and they won’t be talking during this time but
communicating together in another way. Focus both your gaze and your awareness
on the infinite sky, breathe out into the yawning heavens, and relax. Rest at ease, awake
and aware. Let the air, the wind, and the sky flow in and out through you and fill you
with light and space. Be calm and clear, at home and at ease.

夜、外に出て仰向けに寝転び、星を見上げながら、何度か深呼吸して空の拡がりを
感じます。ひとつの星、星雲、そして星空全体を見渡しましょう。誰かと一緒
だったら、言葉以外の方法で意思を伝え合おうと約束しておきます。果てしない
空の拡がりに視線と心を集中させ、大空に向かって大きく息を吐き出し、身体の力を
抜きます。安らぎ、目ざめ、気づきます。空気と風、空があなたの中に入ったり出たり
して、光と空間に満たされていくのを実感してください。静かで、透き通り、
安らいで、リラックスしています。

 

毎日仕事に忙殺されて病気一歩手前の、あるビジネスマンに、ラマ・スールヤ・ダス
は、毎日数分だけ、日の出と日没を眺めることにして、それに合わせて仕事の
スケジュールを調整したらどうかとアドバイスしたと言います。それから、一ヶ月
ほどした、そのビジネスマンの感想が以下の通りです。

 

“I can’t believe how glorious the sunrise is,” he marveled. “And the sunset! There’s a
different array of colors every night. I thought I would find this a chore to squeeze into
my day, but I can’t tell you how good it made me feel! I’ve begun to focus better at work,
and you know what? I’m starting to feel like I have more time, not less.”

「朝日や夕日があんなにも素晴らしいとは思いませんでしたよ。その日によって、光の
色が違うんですね。はじめは、ただでさえ忙しいのに、これ以上余分な日課を増やす
なんて、と思いましたが、とんでもない。今では信じられないほど元気になりました。
仕事にも集中できるようになって、その結果、どうなったと思いますか?この日課を
設けたおかげで、時間が少なくなるどころか、以前よりずっとゆとりを感じるん
です」。

 

When you are in a good frame of of mind, take off your watch. And put away your
cell phone and other electronics devices. Take a walk, take a nap, or sit or lie
in a bathtub, pool, lake, or hammock, with no time referents of any kind. Relax and enter
into a timeless zone: nowhere to go, nothing to do, free of scheduling and appointments,
free of past and future thoughts and memories and plans. Simply and attentively present,
you are cultivating nowness-awareness.

心が落ち着いていると感じたとき、時計を外し、携帯電話や他の電化製品からも
離れてみましょう。時間を計るものは身につけず、散歩をしたり、昼寝をしたり、
お風呂や、プール、湖、ハンモックに寝そべったりしましょう。そして、時間のない、
ゆったりとした世界へ入っていきます。行くべき場所も、するべきこともなく、予定や
予約にも縛られない。過去や未来へのこだわりもなく、記憶や計画もありません。
ただ、今という時間に心を向けて、今、ここにいるという感覚を養ってください。

 

The primacy of the moment is one of the first things you discover when you get off
artificial clock time. It’s always now. Not earlier, not later, not yesterday, not tomorrow,
but right now. Your focus is no longer on your schedule――where you have to be and
what you have to do――but in the present. When you think about it, the present moment
is the one and only place we are or ever can be.

時計が刻む人工的な時間から離れて最初に気づくのが、瞬間の持つ崇高さです。
そして、それはいつでも“今”です。その前でも後でも、昨日でも明日でもなく、
今この瞬間なのです。フォーカスは、どこで何をするかが書きこまれた予定表では
なく、今に向けられています。考えてみれば、わたしたちがいる、あるいはいるべき
場所は、いつも今という瞬間です。

 

いかがでしたか?このブログで何度も取り上げている禅僧ティク・ナット・ハンの
文章と比較すると、もともとアメリカ人である、ラマ・スールヤ・ダスの原文は、
ボキャブラリーが桁違いに多く、かなり難しく感じられますが、その内容の素晴らしさ
と、英語学習をステップ・アップさせたいという思いも込めて、ご紹介しました。
お役に立てれば幸いです。

 

Buddha Standard Time

Buddha Standard Time

 

  

人生を劇的に変える〈ブッダの時間〉

人生を劇的に変える〈ブッダの時間〉

 

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話している相手の苦しみを劇的にやわらげる、マインドフルネスの「聴く技術」とは。

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誰かの苦しみをやわらげるために、あなたにもできることがあると言います。
それは、まずマインドフルネスの呼吸で自分をしっかりと存在させ、それから
苦しんでいる人の不平不満を、思いやりをもって、ひたすら聴き続けること。
禅僧ティク・ナット・ハンが、わかりやすく解説してくれています。

 

Compassionate listening has one purpose: to help the other person suffer less.
You have to nourish the awareness that no matter the other person says,
you will keep calm and continue to listen. You do not judge while listening.
You keep your compassion alive. The other person may be injust, may say
inaccurate things, or blame, attack and judge. Yet you maintain your energy of
compassion so that your seed of suffering is not touched.

思いやりをもって聴くことには、ひとつの目的があります。人の苦しみを
やわらげることです。相手がたとえ何を言ってきても、穏やかな心を保って
聴きつづける――そうした目覚めた意識を育てなければなりません。決めつけずに
聴いてください。思いやりを持ちつづけてください。相手の言うことに筋が
通らなくても、でたらめでも、非難され、攻撃を受け、決めつけられても、
あなたは思いやりのエネルギーを維持します。そうすれば、あなたの苦しみの種は
刺激されません。

 

Practicing mindful breathing while listening is very helpful. “Breathing in, I know that
I am listening in order to make this person suffer less. Breathing out, I remember
the person in front of me suffers very much.” We have to train ourselves to be able
to sit and listen for forty-five minutes or one hour without becoming irritated.
Avalokiteshvara is a person who has that capacity and practices the art of deep listening.
聴いているときに、マインドフルな呼吸が大変助けになります。「息を吸いながら、
私はこの人の苦しみをやわらげるために聴いている。息を吐きながら、目の前の
この人が深く苦しんでいることを忘れない」。四十五分から一時間は、いらだつ
ことなく座って聴きつづけることができるように、自分を訓練してください。
観音菩薩はその能力をもち、深く聴く技術を現実に生かした存在です。

 

We all have relatives who suffer. We are eager to help them suffer less, but we are not
therapists. We have to practice like therapists. We don’t want our seeds of suffering
to be watered while we are listening. This is why we have to practice. The amount of
time we spend practicing mindful walking, breathing, and sitting is important.
We have to help ourselves before we can help anyone else.

あなたがたの身内に苦しんでいる人が必ずいるでしょう。その苦しみを何とかして
あげたいと思っても、私たちはセラピストではありません。しかしプロに似た訓練が
必要です。相手の話を聴くときには、自分の苦しみの種に水を注がれないように
したいですね。だから瞑想が必要なのです。マインドフルに歩き、呼吸し、座る、
瞑想の実践にどれだけ時間を費やすかが問題です。人を助けるより先に、まず自分を
助けなければなりません。

 

The first time we try compassionate listening, we may realize that our limit is only
fifteen minutes. After that point, we may feel too weak to continue. Then we have to
say, “Darling, shall we continue later? Now I need to do some walking meditation.
” We have to renew ourselves before continuing. It is important to know our limit.
If we don’t know our limit, we fail in our attempt to help other people.

共感をもって聴こうとしても、最初は十五分で限界だと思うかもしれません。
それ以上になると続けて聴くことに耐えられなくなります。我慢せずこう
伝えましょう。「すみません、いったん休んで、あとにしませんか?今私には
歩く瞑想が必要ですから」。先へ進んでしまう前に、こうして自分を立て直して
ください。限界を知ることが大切です。限界がわからないと、人を助けたいと
思ってもうまくいきません。

 

I have attended meetings where a person, whom no one had listened to, was unable
to talk. We had to practice mindful breathing for a long time. We sat attentively,
and he tried again and again until finally he could tell us of his pain. Patience is the mark
of true love. If you truly love someone, you will be more patient with him or her.

私が参加したあるミーティングのことですが、だれも聴いてくれないので話すことの
できなくなった人がいました。私たちは一緒に、長くマインドフルな呼吸をすることに
なりました。私たちはじっと座っているあいだ、彼は何度も繰り返し努力して、
とうとう自分の心の痛みを話すことができました。忍耐は真の愛の証しです。
だれかをほんとうに愛するなら、相手に対してもっと忍耐をもたなければなりません。

 

The Path of Emancipation

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リトリート ブッダの瞑想の実践

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「アンガーマネジメント」に絶大な効果。マインドフルネスで、太陽光のように、母親のように、怒りや絶望を抱きしめる。

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怒りや絶望などのネガティブな感情が心の中に湧き起ったとき、それを否定したり、
逃げたりするのは逆効果。呼吸によって生まれたマインドフルネス(気づき)の
エネルギーで、やさしく抱きしめてあげることが大切だと言います。禅僧ティク・
ナット・ハンのわかりやすい解説に耳を傾けてみましょう。

 

Mindfulness is like the sunlight. In the morning, the tulip is not yet open. The sun rises
and begins to shine on the tulip. Light is made of tiny particles called photons. When
the sunlight embraces the flower, the photons try to penetrate into the flower. If the sun
continues to shine for a few hours, there will be enough energy for the flower to open
her heart to the sun.

マインドフルネスは太陽光にたとえられます。朝早く、チューリップはまだ開いては
いません。太陽が昇り、チューリップを照らし始めます。光はフォトンと呼ばれる
微粒子からできています。太陽光が花を包むと、フォトンは花に入り込もうとします。
太陽が数時間照らせば充分なエネルギーが降り注ぎ、花は太陽にハートを開く
でしょう。

 

We let our mindfulness tenderly embrace our anger, like a mother embraces
her suffering baby. We say, “I’m here. Don’t worry, I’ll take care of you.” This is
our first mantra. As we continue to hold the suffering baby in our arms of tender
mindfulness, the energy of mindfulness begins to penetrate our affliction. It is like
when a mother suddenly hears her baby crying. She stops what she is doing,
picks up her baby, and holds him tenderly in her arms, without even knowing
what is wrong with him. The baby may find some relief and stop crying just through
being held tenderly.

マインドフルネスが怒りをやさしく包むのは、母親がむずかる赤ん坊を抱くのと
同じです。「ここにいるから、心配しないで。見守っているよ」、この言葉が第一の
呪文です。やさしいマインドフルネスの両腕の中に赤ん坊を抱いていると、その
エネルギーが苦しみに浸透しはじめます。わが子の泣き声を聞いたとたん、母親は
何があったのかわからなくてもすべてを放り出し、抱き上げます。すると赤ん坊は、
やさしく抱かれているだけで安心したからか、泣きやむのです。

 

When you generate the energy of mindfulness and embrace your anger, even though
the anger is still present, you find some relief. The second form of energy has begun
to penetrate into the first. If the mother continues to hold her child for a while, she is
able to see what is wrong with him. A mother is very skilled in this practice. With insight,
the mother can easily remedy the situation. If the baby is hungry, she gives him
some milk. If the baby has a fever, she gives him some aspirin with sugar. If his diaper
is too tight, she loosens it. Happiness and well-being are the results.

マインドフルネスのエネルギーを生み出し怒りを包みこめば、まだ怒りがそこに
あっても、あなたは安心できるでしょう。続いて違った性質のエネルギーが、最初の
エネルギーに注ぎこみます。母親がわが子を抱きつづけているうちに、わが子の苦しみ
の原因が見えてくるのです。わが子に対する母親の観察眼はとても鋭いものです。
洞察力によって、母はその場の状況を即座に改善することができます。赤ん坊のお腹が
空いていればミルクをあげ、熱が高ければ砂糖に解熱剤を混ぜて与えます。オムツが
きつければ、ゆるめてあげます。それが子どもの幸福と健康をもたらすのです。

 

いかがでしたか?マインドフルネスのエネルギーで怒りをやさしく抱きしめ、また
マインドフルネスによってもたらされた洞察力で、その怒りの原因を察知する。最初は
上手く行かなくても、これを繰り返すことによって、怒りはやわらぎ、コントロール
できるようになると言います。いわゆる「アンガーマネジメント」に、絶大な効果を
発揮するマインドフルネス。ぜひ、お試しください。

 

The Path of Emancipation

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リトリート ブッダの瞑想の実践

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心の中の幸福の種に水を注ぐマインドフルネス。その具体的なやり方。

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このブログでもたびたび紹介してきたように、幸せになるためには、あるいは
誰かを幸せにするためには、なるべく心の中にある、理解、喜び、慈しみなどの
ポジティブな種に水を注ぎ続けることが大切。でも、具体的にはどうすればいいの
でしょうか?マインドフルネスの伝道師ティク・ナット・ハンが、わかりやすく
説明してくれています。

 

Suppose you have a sister who is skillful at arranging flowers. For some time,
she hasn’t been her usual self, is withdrawn, and does not smile or show any joy.
There is a lack of balance within her; she has too little joy and too much grief.

あなたに生け花が得意な妹がいるとします。彼女はこのところ、いつもの元気がなく
こもりがちで、笑顔を見せず浮かない顔をしています。心は不安定で悲しみに
支配され、喜びは見る影もありません。

 

You can go to your sister and say, “My dear sister, it has been a long time since
you have arranged any flowers for us. Every time you offer us a vase of flowers that
you have arranged, the whole house brightens, and there is a lot of joy. Why have you
recently deprived us of that joy and happiness?” By sitting close to your sister,
looking at her, smiling, and speaking like this, you are watering her seed of happiness,
because she has a talent for flower arranging.

あなたは妹に言います。「大切な妹よ、花を最後に活けてくれたのはだいぶ前
だったね。花瓶に君が美しくアレンジしてくれた花があると、家じゅうが明るく
うれしくなる。最近その喜びと幸せが足りないみたいなんだけど」。そばに腰かけ、
ほほえみながらこう話しかければ、彼女の幸福の種に水が注がれます。もともと
生け花の才能があったのですから。

 

She may begin by saying, “No, we don’t need flowers. I am not happy enough to do it.”
But after you leave, she fetches a pair of scissors and goes to the garden, where she
contemplates the branches and flowers. She cuts a few, bringing them into the house,
and spends half an hour arranging them. During that time, she is watering the seed of
happiness within her.

「花なんて要らないわ。そんなことに気乗りがしないの」、そんな反応があるいは
返ってくるかもしれません。けれど、あなたがいなくなると妹はハサミを取り出し、
庭に出て枝や花を見つくろいはじめます。そのいくつかを切って戻り、半時間ほど
かけて活けていきます。そうして彼女は、自分の中の幸福の種に水をあげているの
です。

 

It is a joy for her to arrange flowers for people she loves. You began to water her seed of
happiness, then she continued on her own by practicing flower arranging. When you next
see her, she may appear different. She can smile because you have helped her to be
happy. If we love someone, we should practice this. It is not difficult to look into a person
and recognize his or her positive seeds. They exist in every one of us.

彼女にとって、愛する人たちに花を活けてあげることは喜びです。あなたが最初に
妹の幸福の種に水を注ぎ、そのあと彼女は花を活けることでそれを引き継いだのです。
今度会ったら、彼女はきっと違って見えるでしょう。あなたが幸せになれるよう力を
かしたので、ほほえみが戻ってきたのです。だれかを愛するならこうしてみて
ください。相手の心を見つめ、良い種を見つけ出すことは、難しくはありません。
だれの中にもそれはあるのですから。

 

Flower watering should be authentic and based on the truth. You only say things that
you believe to be true. When you see the positive seed in the other person, you express
it: “Darling, I see a wonderful seed in you. The seed can bring you and many people
happiness.” If she does not practice, she does not know that the seed is in her. You can
help her to water that seed. You recognize the seed and tell her that it is very precious.
She is happy, and so are you.

花への水やりは、信頼と真実にもとづいていなくてはなりません。自分がほんとうだと
信じる言葉だけを使って話してください。相手の中に良き種を見つけたら、教えて
あげます。「あなたの中にすばらしい種を見つけました。その種が、あなたやたくさん
の人たちに幸せを運んでくれますよ」。その人自身が実践をしなければ、自分の中の
種を認めることはできません。あなたが良き種に水を注げるよう、助けて
あげましょう。その種を見つけ出し、とても大切な種だからと教えてあげてください。
相手の幸福はあなた自身の幸福です。

 

The Path of Emancipation

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リトリート ブッダの瞑想の実践

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マザー・テレサに学ぶ。あなたを幸せに導くエネルギーとは?マインドフルネスと「意思」

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あなたを動かしている意思。そのエネルギーがポジティブな動機から発したものか、
ネガティブな動機から発したものかで、幸福への道は変わってくると言います。
マインドフルネスの伝道師ティク・ナット・ハンの、わかりやすい解説に耳を傾けて
みましょう。

 

What kind of energy did Mother Teresa have in her daily life? She had a desire to help
the poor people without resources, supporters, or protection. The willingness to relieve
the suffering of many people is a tremendous source of energy.

たとえば、マザー・テレサが日常的に使っていたエネルギーはどんなものだった
でしょうか?財産も、援助も、保護されることもない貧しい人たちに手を差し
伸べたい、彼女にはその強い思いがありました。多くの人の苦しみをやわらげたい
という願いは、尽きることのないエネルギーの源です。

 

If you have the same intention――volition――within you, your life will be filled
with happiness. When compassion――the willingness to relieve the suffering of
others――is within you and motivates you, you can relate to people easily and
lead a simple life. The relief and happiness you bring to people will be your reward.
When you can make a person smile, you feel wonderful. You don’t want the reward,
but it comes to you anyway.

これと同じ思い――意思があれば、あなたの人生は幸せで満たされます。慈悲――
人の苦しみをやわらげたいという思いをもち、それによって行動すれば、人とすぐに
つながれるようになり、人生はシンプルになります。人びとに与える安心と幸福に
よって、あなたは報われます。だれかにほほえんでもらえたなら、それ以上の喜びは
ないでしょう。望まなくても、その報酬はまわりまわって返ってくるのです。

 

There are people filled with hatred who only want to live in order to punish the person
they hate. Such a person cannot be happy because his or her sole intention and source
of energy is hatred. If we are motivated by negative energy, our life will be full of
suffering.

生きる目的は憎らしいだれかを痛めつけることだけ、それほど憎しみしかもたない
人もいます。彼らの究極の目的とエネルギー源は憎悪なので、けっして幸せには
なれません。ネガティブなエネルギーによって生きる人生には、苦しみしか
ありません。

 

As meditators, we must take the time to sit and look into ourselves daily to identify
the source of energy that is pushing us, and the direction in which we are going.
We must see whether our intention is bringing us suffering and despair. If so,
we must release it and find another source of energy.

毎日座って瞑想し、自分を見つめる時間をとってください。そして自分を突き動かす
エネルギーの出どころをたしかめ、向かう方向を見定めましょう。あなたの意思が、
苦しみと絶望のもとになっていないでしょうか。もしそうなら、それを手放して、
違ったエルネギー源を求めてください。

 

いかがでしたか?慈悲(思いやりcompassion)を自分の行動のエネルギー源にする。
なかなか難しいことだとは思いますが、自分の幸福のためだけでなく、世界中の人びと
の幸福のために大切なことなのかもしれません。「慈悲」に関して、私が書いた詩を
掲載しておきます。お読みいただければ幸いです。

 

          Your compassion is not for others,

       (情けは人のためならず)

 

愛は痛みをともなう        Love hurts.

思いやりは癒しをもたらす     Compassion heals.

愛は時に人を殺し         Love sometimes kills.

思いやりが人を殺すことはない   Compassion never kills.  

 

他人への思いやりはめぐりめぐって Compassion for others will

いつか自分自身を救うのだ                  Save yourself in return someday

 

思いやり、慈悲、情けは           Your compassion is not only for others, 

他人のためだけでなく            But also for yourself.

自分のためにもある

 

The Path of Emancipation

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リトリート ブッダの瞑想の実践

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歳をとったら、人生を深く生きるマインドフルネスを。幸福への鍵は「集中力」

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若い時には、若い時なりの。歳をとったら歳をとったなりの幸福になるコツが
あると言います。鍵は、マインドフルネスのエネルギーがもたらす集中力。禅僧
ティク・ナット・ハンの実践ドキュメント・ブック「リトリート ブッダの瞑想の
実践」から抜粋してご紹介します。

 

Old age also has its advantages. If older people are aware, they can be very happy,
because they realize how quickly life passes. They are mature and capable of savoring
each moment of their lives, wisely appreciating the positive elements within themselves.
They don’t run, but sit quietly and live each moment of their lives more deeply.

歳をとることにも、いい点があります。年配の人たちがそれを自覚すれば、とても
幸せになれるはずです。人生はあっという間だとわかるからです。彼らは、円熟した
境地で人生の一瞬一瞬をじっくり味わい、自分のすぐれた要素を適切に評価することも
できます。走らなくても静かに座って、人生の一瞬一瞬を深く生きられるのです。

 

When you are young, you are like a stream of water running from the top of the mountain
to its base. As you grow older, you become more like a river that flows peacefully and
reflects the blue sky and the earth. The young stream of water running from the top of
the mountain cannot do that. If older people are able to recognize the positive elements
in their lives, they, too, can be happy. We need mindfulness to recognize what is there,
and concentration to be with that element deeply. Concentration helps our happiness
to be born; it is the ground of happiness.

私たちの生きかたは、山の頂上からふもとへ走る川の流れのようです。歳をとるに
つれて、流れはゆったりとし、青い空と大地を映す川のように変化します。山の上から
走り下る若い流れには、これができません。年配の人たちが老年のすばらしい点を
認めることができれば、充分幸福になれます。物事をありのままにとらえるのには
マインドフルネスが必要です。そして、その事実を深く受け止めるためには、集中が
必要なのです。集中によって幸福は生まれます。これが幸福の基礎なのです。

 

If we know how to manage all twenty-four hours in a day, we realize that a day is
a long time. What makes it long is our concentration. Older people live in a more
concentrated way than the young, establishing themselves more in the present moment.
With mindfulness and concentration, older people can appreciate each moment that is
offered to them. Each moment of daily life can become a  story for their children and
grandchildren.

二十四時間の使いかたを心得ていれば、一日は充分すぎるほど長いことがわかる
でしょう。一日を長くさせるのは、集中力です。歳をとるほど、今ここに心を
とどめて、若者より集中した生きかたができます。マインドフルネスと集中によって、
年配者は与えられたその時々をよく味わえるのです。刻々と移りゆく日常が、彼らの
子や子孫に贈る物語になるのです。

 

This is possible. The Buddha did it. He didn’t leave behind a set of dogmas and theories;
he left behind his life. Every step he took was peaceful and solid. His compassion
penetrated not only the living beings of his time, but also of our time.

これはほんとうです。ブッダもそのように生きました。彼は教義や理論を残したわけ
ではありません。ブッダが伝えたのは彼の人生そのもの、安らいで安定した一歩一歩
でした。ブッダの慈悲は、その当時の人びとだけではなく、現代の生きとし生けるもの
すべてに行きわたっています。

 

The Path of Emancipation

The Path of Emancipation

 

 

 

リトリート ブッダの瞑想の実践

リトリート ブッダの瞑想の実践

 

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The impact that 9.11 made on me(9.11同時多発テロが私に与えた衝撃)。

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Just 16 years ago, the broadcast image on TV completely changed my perception of
the world. Since that day I have been trying to understand what it means for me.
Today, I present my memorial poem. I appreciate your reading very much.

まさに16年前、そのテレビ放送の映像は、私の世界観を根底から変えてしまいました。
あの日から、私にとってそれがどういう意味を持つのか理解しようとしてきたのです。
本日は、私の追悼の詩を掲載します。お読みいただけたら幸いです。

 

  Blue Sky

 

Under a pure blue sky

 

You see the people

Crashing a passenger plane

Into a skyscraper ahead

With 92 lives on board.

 

Under a pure blue sky

 

You see the people

Jumping out of the 200 meter-high

Windows fearful of explosion.

 

Under a pure blue sky

 

You see the people

Entering the collapsing building

To fight the raging flames.

 

Under a pure blue sky

 

You see the people dying

Engulfed in the deep darkness

Far from the daylight.

 

One,

Ten,

Hundred,

Thousands?

 

Under a pure blue sky

You see the people dying.

 

This is the day completely changed

From the yester-world

Except from the pure blue of sky.                                        

                                         

 

 青空

 

真っ青な空の下                       

 

九十二名の命を乗せたまま             

目の前の超高層ビルへと               

旅客機の操縦桿を切っていく人間がいる 

                                      

真っ青な空の下

                                      

爆発の恐怖から逃れようとして

その高さ二百メートルのビルの窓から   

飛び降りていく人間がいる             

                                      

真っ青な空の下

                                      

荒れ狂う炎を静めようとして

崩壊寸前のビルの中へと                

乗り込んでいく人間がいる             

                                      

真っ青な空の下

                                      

人間たちが死んでいく

地上の光が届かない                    

真っ黒な闇へと呑み込まれていく       

                                      

一人

十人                                 

百人                                  

何千人?                             

                                     

真っ青な空の下

人間たちが死んでいく                

                                    

昨日までの世界が

すべて変わってしまった日            

空の青さだけが                       

変わらない