しあわせになる英語 English for Happiness

共に学ぶ「お役立ち」プログをめざします。

「座る」から「歩く」瞑想へ。日常生活を劇的に変えるマインドフルネス。「SIY グーグルのマインドフルネス実践法」その5

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マインドフルネスのトレーニングをある程度積んだら、今度は、日常生活の活動の
中に、それを広げていくことが大切だと言います。あなたを幸せにする、マインド
フルな生活。そのための一番のオススメ、「歩く瞑想」のやり方を、ベストセラー
「Search Inside Yourself 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法」
より、バイリンガルでご紹介します。

 

Start by standing still. Bring attention to this body. Become aware of the pressure
on the feet as they touch the ground. Take a moment to experience this body
on the ground.

まず、じっと立ちます。そして体に注意を向けます。床や地面についている足に
かかる圧力を意識しましょう。少し時間をかけて、床や地面に立っている体を経験
します。

 

Now, take a step forward. Lift one foot mindfully, move it forward mindfully, plant it down
in front of you mindfully, and shift your weight to this foot mindfully. Take a short pause,
and do it with the other foot.

次に、一歩前に踏み出してください。注意しながら片足を上げ、注意しながらその足を
前に進め、注意しながら自分の前にしっかりと下ろし、注意しながら体重をその足に
移します。少し間を置き、今度はもう一方の足で同じようにします。

 

If you like, when lifting your foot, you may repeat silently to yourself. “Lifting, lifting,
lifting,” and moving and planting your foot forward, you may repeat silently to yourself,
“Moving, moving, moving.”

お望みなら、足を上げているときに、「上げている、上げている、上げている」と
自分に向かって心の中で繰り返し、足を前に動かしてしっかり下ろすときには、
「動いている、動いている、動いている」とやはり自分に向かって心の中で繰り
返してもかまいません。

 

And taking a number of steps, you may wish to stop and turn around. When you decide
to stop, just take a few seconds to become mindful of your body in a standing position.
If you like, you may repeat silently to yourself, “Standing, standing, standing.” As you
turn around, do it mindfully, and if you like, you may repeat silently to yourself, “Turning,
turning, turning.”

何歩か歩いたら、止まって向きを変えます。止まることにするときには、少し間を
置いて、立っている姿勢にある自分の体に注意を払いましょう。お望みなら、
「立っている、立っている、立っている」と自分に向かって心の中で繰り返しても
かまいません。向きを変えるときにも、注意しながらやり、やはりお望みなら、
「向きを変えている、向きを変えている、向きを変えている」と心の中で繰り返しても
いいでしょう。

 

If you wish, you may synchronize your movement with your breathing. When lifting
your foot, breathe in, and when moving and planting your foot, breathe out. Doing this
may help inject calmness into the experience.

お望みなら、自分の動きと呼吸を合わせてもかまいません。足を上げるときに息を
吸い込み、動かすときと、しっかり下ろすときには吐き出します。こうすると、
穏やかさをこの経験に注ぎ込みやすくなります。

 

You do not have to walk slowly when doing walking meditation; it can be done
at any speed. This means you can do walking meditation every time you walk.

歩く瞑想をしているときには、ゆっくり歩く必要はない。この瞑想はどんなスピード
でもできる。つまり、歩くたびに歩く瞑想ができるということだ。

 

For myself, I do it every time I walk from my office to the restroom and back. I find
mindful walking to be restful for the mind, and a relaxed mind is conductive to creative
thinking. Hence, I find this very useful for my work, which often requires some creative
problem solving, so every time I take a restroom break, my mind gets the opportunity
to rest into a creative state. Problems often get solved in my mind during my restroom

break. (Yes, I seem most productive during breaks, so maybe my employer should pay
me to take breaks. Boss, I hope you are reading this.)

私はと言うと、オフィスでトイレへの行き帰りに毎回やっている。マインドフルな
歩行は心に安らぎを与えてくれることがわかった。そして、心がリラックスしていると
創造的な思考をしやすい。だから自分の仕事にとても役立つように思う。私の仕事は
創造的な問題解決を必要とすることが多いので、トイレ休憩をとるたびに、私の心は
安らぎを得て創造的な状態に入る機会に恵まれるわけだ。トイレ休憩のあいだに頭の中
で問題が解決することがよくある(そう、私は休憩のあいだが一番生産性が高い
らしい。私の雇用主は私に給料を払って休憩をとらせるべきなのかもしれない。
上司がこれを読んでくれているといいのだが)。

 

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サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

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瞑想の始め方と終わり方。そのガイダンス。「SIY グーグルのマインドフルネス実践法」その4

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マインドフルネス瞑想の具体的なやり方を、大流行の牽引車であるベストセラー
「Search Inside Yourself 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法」
より、バイリンガルでご紹介します。

 

Let us begin by sitting comfortably. Sit in a position that enables you to be both relaxed
and alert at the same time, whatever that means to you. Or if you prefer, you may sit like
a majestic mountain, whatever that means to you.

楽な姿勢で座るところから始めましょう。リラックスして、しかも隙がない状態
(それが意味するところは、人それぞれですが)になれる姿勢で座ってください。
堂々とした山のように座りたければ(これが意味するところも、人それぞれですが)、
それでもかまいません。

Let us now take three slow, deep breaths to inject both energy and relaxation into
our practice.

では、ゆっくりと三回深呼吸し、エネルギーとリラクセーションの両方をこの練習に
注入しましょう。

 

Now, let us breathe naturally and bring a very gentle attention to your breath. You can
either bring attention to the nostrils, the abdomen, or the entire body of breath, whatever
that means to you. Become aware of in breath, out breath, and space in between.
(Short pause)

今度は自然に呼吸し、とても穏やかな注意を呼吸に向けます。鼻の穴か、お腹か、
呼吸する体全体(これが意味するところも、人それぞれでしょうが)に注意を向ければ
いいのです。吸気と呼気と、そのあいだの間(ま)を意識してください。(ここで少し
間を置く)

 

If you like, you can think of this exercise as resting the mind on the breath. You can
visualize the breath to be a resting place, or a cushion, or a mattress, and let the mind
rest on it, very gently. Just be. (Long pause)

このエクササイズを、心を呼吸の上に置くというふうに考えたければ、そうしても
かまいません。呼吸が休息の場所かクッション、あるいはマットレスであるかのように
想像し、その上でそっと心を休ませます。あるがままに、そこにいるようにします。
(ここで長い間を置く)

 

If at any time you feel distracted by a sensation, thought, or sound, just acknowledge it,
experience it, and very gently let it go. Bring your attention very gently back to
the breathing. (Long pause)

感覚や考えや音によっていつ気が散っても、ただそれを認め、経験し、とても優しく
それを放してあげましょう。それから、そっと注意を呼吸に戻します。(ここで長い間
を置く)

 

If you like, let us end this meditation by inviting joyful inner peace to arise.

お望みなら、喜ばしい内面の平穏が湧き起るように促して、この瞑想を終わりに
しましょう。

 

Breathing in, I am calm.

Breathing out, I smile.

This present moment,

Wonderful.

(Short pause)

Thank you for your attention.

息を吸い込みます。私は穏やかです。

息を吐き出します。そして微笑みます。

今この瞬間は

素晴らしい。

(ここで少し間を置く)

おつかれさまでした。

 

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瞑想を成功させるコツ。「富士山のように」座る?「SIY グーグルのマインドフルネス実践法」その3

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マインドフルネス瞑想は自分の好きな姿勢で行なってかまわないと言います。
ただし、これだけは忘れてはならない、そして、なるべく上手くいくためのコツが
あって、ベストセラー「Search Inside Yourself 仕事と人生を飛躍させるグーグルの
マインドフルネス実践法」に詳しく書かれています。抜粋をバイリンガルでご紹介
します。

 

When choosing a meditation posture for yourself, there is only one thing to remember.
Just one. The best meditation posture is one that helps you remain alert and relaxed
at the same time for a long period of time. That means, for example, you do not want
a posture where you slouch, since that is not conductive to alertness, and you also
do not want a posture that requires you to stiffen your back, since that is not conductive
to relaxation.

自分に合った瞑想の姿勢を選ぶとき、心に留めておくべきことがひとつだけある。
ひとつだけだ。最善の瞑想姿勢というのは、隙がなく、しかもリラックスした状態を
長時間保てる姿勢だ。ということは、たとえばぐたっと前屈みになった姿勢はおそらく
望ましくないだろう。隙のなさにはつながらないから。背筋にぎゅっと力を入れる
必要のある姿勢も望ましくない。リラックスできないだろうから。

 

Sogyal Rinpoche, a world-renowned Tibetan Buddhist teacher, suggests a fun and
useful way to find your own posture. He recommends sitting like a majestic mountain.
The idea is to think of your favorite mountain, say Mount Fuji or Mount Kilimanjaro,
and then pretend to be that mountain when you sit.

世界的に有名なチベット仏教の師、ソギャル・リンポチェは、自分にふさわしい姿勢を
見つけるのに役立つ愉快な方法を提案している。堂々とした山のように座るといいと
彼は言う。富士山でもキリマンジャロでも、好きな山を思い浮かべ、その山になった
つもりで座るのだそうだ。

 

And there you are, Mister (or Miss) Mount Fuji, majestic, dignified, and awe inspiring.
The nice thing is if you sit in a way that you feel majestic, dignified, and awe inspiring,
it may also be the same posture that helps you become alert and relaxed, and it is
kind of fun. Try this out and see if it works for you.

ミスター(あるいはミス)富士山となり、堂々と威厳をもって、まわりに畏敬の念を
抱かせながら、そこに座る。堂々として、威厳があり、眺める者に畏敬の念を抱かせる
ように感じられる座り方ができれば、それは、隙がなくリラックスした状態になるのを
助ける姿勢だろうし、おもしろくもあるだろうから、これは良いアイデアだ。うまく
いくか、ぜひ試してほしい。

 

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あなたの心は、もともと「幸せモード」に設定されている。「SIY グーグルのマインドフルネス実践法」その2

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タイトルではわかりやすい日本語を心がけてみましたが、英語では「Happiness Is
the Default State of Mind(幸せなのは心の基本設定状態)」と言っています。つまり、
あなたの心がコンピューターだとして、世の中に出荷された時の設定は「幸せ」
ということ。ここで、では誰が設定したの?という問いを発すると、どんどん宗教に
近づいていくので、それはせず、マインドフルネス大流行の牽引車となったベスト
セラー「Search Inside Yourself 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス
実践法」の著者チャディー・メン・タンの気づきと感動に焦点をあててご紹介します。

 

When the mind becomes highly relaxed and alert at the same time, three wonderful
qualities of mind naturally emerge: calmness, clarity, and happiness.

(マインドフルネス瞑想で)心がとてもリラックスして、しかも隙のない状態に
なれば、心の素晴らしい特質が三つ、自然に現われてくる。穏やかさと、明瞭さと、
幸せだ。

 

When the mind is calm and clear at the same time, happiness spontaneously arises.
The mind becomes spontaneously and naturally joyful!

心が穏やかでしかも明瞭なとき、幸せが自発的に湧き起こる。心が自発的に、自然に、
喜びに満ちあふれるのだ!

 

But why? Even after I found myself able to access that mind on demand, it did not make
a lot of sense to me. Why should a calm and clear mind automatically be happy?
I put that question to my friend Alan Wallace, one of the Western world’s top experts
in the practice of relaxed concentration (a practice known as shamatha).

だが、それはなぜか?そうした心の状態に意のままに行きつけるようになったあとも、
私はそれが腑に落ちなかった。穏やかで明瞭な心は、なぜ自動的に幸せになるのか?
私はこの疑問を友人のアラン・ウォレスにぶつけてみた。彼は、リラックスした集中力
を養う練習(「シャマサ」)に関しては、欧米で屈指の専門家だ。

 

Alan said the reason is very simple: happiness is the default state of mind. So when
the mind becomes calm and clear, it returns to its default, and that default is happiness.
That is it. There is no magic; we are simply returning the mind to its natural state.

理由は単純そのものだとアランは答えた。幸せなのは心の基本設定状態だからだ、と。
心は穏やかで明瞭になると、基本設定に戻る。そして、その基本設定が幸せな状態
なのだ。ただそれだけのこと。魔法などまったくない。心を自然な状態に戻している
だけだ。

 

Alan, in his deep wisdom, said that in his usual calm, joyful, and understated manner.
But to me, that statement represents a simple yet deeply profound, life-changing insight.
It implies that happiness is not something that you pursue; it is something you allow.
Happiness is just being. That insight changed my life.

叡智に満ちたアランはいつもの穏やかで、うれしそうで、控え目な調子でさりげなく
そう言った。だが、私にとって彼の言葉は、単純であるもののじつに深遠で、人生を
変えるような洞察の表れだった。つまり、幸せは追い求めるものではなく、自ら可能に
するものであるということだ。幸せは、ただあるがままでいることなのだ。この洞察が
私の人生を変えた。

 

To me, the biggest joke is that after all that has been done in the history of the world
in the pursuit of happiness, it turns out that sustainable happiness is achievable simply
by bringing attention to one’s breath. Life is funny. At least my life is.

私にすれば、一番のジョークは、これまで世界中でさんざん幸せが追い求められてきた
というのに、持続可能な幸せは、自分の呼吸に注意を向けるだけで達成できるという
ことだ。人生とは、おかしなものだ。少なくとも私の人生は。

 

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「SIY グーグルのマインドフルネス実践法」その1。二分間でできるマインドフルネス。

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今回より、マインドフルネス大流行の牽引車となったベストセラー「Search Inside
Yourself 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法」をバイリンガル
で紹介していきます。その英語は、科学的な専門用語を多用してはいますが、わかり
やすくユーモアにあふれておリ、なるべく宗教的要素から離れてマインドフルネスを
会得したいという方に最適です(もっとも原書ペーパーバックには、ダライ・ラマ
推薦文を寄せているのですが・・・)。まずは「マインドフルネスそのものは
やさしい」と言い切る第一章からの抜粋です。

 

Most evenings, before we sleep, my young daughter and I sit in mindfulness together
for two minutes. I like to joke that two minutes is optimal for us because that is the
attention span of a child and an engineer. For two minutes a day, we quietly enjoy
being alive and being together. More fundamentally, for two minutes a day, we enjoy
being. Just being. To just be is simultaneously the most ordinary and the most precious
experience in life.

私と娘はたいてい毎晩寝る前に腰を下ろして、マインドフルな状態で二分間過ごす。
よく冗談で言うのだが、二分というのは、子供やエンジニアが注意を持続できる時間
だからだ。私たちは生きていっしょにいることを毎日二分間、静かに楽しむ。もっと
根本的には、存在していることを毎日二分間楽しむ。たんに、あるがままでいる
ことを。たんに存在するというのは、人生で一番あたりまえであると同時に一番
貴重な経験だ。

 

Put most simply, I think mindfulness is the mind of just being. All you really need to do
is pay attention moment-to-moment without judging. It is that simple.

ごく簡単に言ってしまえば、マンイドフルネスとはただあるがままでいるときの心だと
思う。評価や判断を下すことなく一瞬一瞬に注意を払いさえすればいい。それほど単純
なのだ。

 

The hard part in mindfulness practice is deepening, strengthening, and sustaining it,
especially in times of difficulty. To have a quality of mindfulness so strong that
every moment in life, even in trying times, is infused with a deep calmness and
vivid presence, is very hard and takes a lot of practice. But mindfulness per se is easy.
It is easy to understand and easy to arise in ourselves. That ease is what I capitalize on
as an instructor.

マインドフルネスの練習で難しいのは、マインドフルネスを深め、強め、持続させる
こと、とりわけ、試練の時にそうすることだ。人生のどんな瞬間にも、たとえ苦境に
あってさえ、深い穏やかさとその時点における鮮明な存在感覚に満ちているほど強力な
マインドフルネスを身につけるのはとても難しく、それには長い時間がかかる。だが、
マインドフルネスそのものはやさしい。理解するのもやさしいし、私たちの中に簡単に
湧き起こる。私は教える立場として、そのやさしさをおおいに利用する。

 

The creatively named Easy Way is to simply bring gentle and consistent attention
to your breath for two minutes. That’s it. Start by becoming aware that you are breathing,
and then pay attention to the process of breathing. Every time your attention wanders
away, just bring it back very gently.

「やさしい手法」(なんと独創的な名前だろう)では、たんに二分間、穏やかで
一貫した注意を自分の呼吸に向ける。ただそれだけのことだ。まず呼吸していることを
自覚し、次に呼吸のプロセスに注意を払う。気がそれるたびに、そっと注意を向け
直す。

 

The Easier Way is, as its name may subtly suggest, even easier. All you have to do is sit
without agenda for two minutes. Life really cannot get much simpler than that. The idea
here is to shift from “doing” to “being,” whatever that means to you, for just two minutes.
Just be.

「もっとやさしい手法」は、その名のとおり、これに輪をかけてやさしい。とくに何を
するでもなく、二分間座っているだけでいい。人生でこれ以上単純なことなど、まず
ないだろう。狙いは、二分間だけ、何かを「する」モードから「あるがままでいる」
モードへ切り替えることにある。それが何を意味するかは人それぞれだろうが、
とにかくただあるがままに存在することだ。

 

To make it even easier, you’re free to switch between the Easy Way and the Easier Way
anytime during these two minutes. Any time you feel like you want to bring awareness
to breathing, just switch to Easy. Any time you decide you’re rather just sit without
agenda, just switch to Easier. No questions asked.

さらに簡単にしたければ、二分のあいだ、いつでも「やさしい手法」と「もっと
やさしい手法」を切り替えてかまわない。呼吸に意識を向けたくなったら、さっと
「やさしい手法」に替えればいい。何をするでもなくただ座っていたくなったら、
あっさり「もっとやさしい手法」に替えればいい。とやかく言う人など誰もいない
から。

 

This simple exercise is mindfulness practice. If practiced often enough, it deepens
the inherent calmness and clarity in the mind. It opens up the possibility of fully
appreciating each moment in life, every one of which is precious. It is for many people,
including myself, a life-changing practice. Imagine――something as simple as learning
to just be can change your life.

この単純なエクササイズがマインドフルネスの練習になる。頻繁にやれば、心に本来
備わっている穏やかさと明晰さが深まる。人生の一瞬一瞬を十二分に味わう道が
開ける。どの一瞬もかけがえのないほど貴重なのだ。これは、私を含め、多くの人に
とって人生が変わるような練習になる。考えてもみてほしい、ただあるがままでいる
ことを学ぶという単純な行為が、あなたの人生を変えうるのだ。

 

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西洋人は自尊心が低い?ダライ・ラマの驚きとメッセージ。「マインドフルネスを始めたいあなたへ」その14

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なぜ、欧米でマインドフルネスが爆発的に普及したのか?それは、物質的な豊かさを
追うあまり、心の豊かさを置き去りにしてしまった西洋人にとって、失った幸福を
つかむための「蜘蛛の糸」なのかも知れません。自尊心を感じることができない
「さびしい西洋人」に関して、マインドフルネス普及の功労者ジョン・カバットジン
興味深い報告をご紹介します。

 

In conversation with the Dalai Lama during a meeting in Dharamsala in 1990, he did
a double take when a Western psychologist spoke of low self-esteem. The phrase
had to be translated several times for him into Tibetan, although his English is quite
good. He just couldn’t grasp the notion of low self-esteem, and when he finally
understood what was being said, he was visibly saddened to hear that so many people
in America carry deep feelings of self-loathing and inadequacy.

一九九〇年にダラムサラで行なわれたダライ・ラマとの会議での対話で、西洋の
心理学者が自尊心の低さを口にした際、ダライ・ラマは非常に驚いていました。
ダライ・ラマの英語力は非常に高いにもかかわらず、このフレーズは何度かチベット語
に通訳され直す必要がありました。彼はただ、自尊心が低いという観念を把握すること
ができなかったのです。ついに何のことか理解した際、アメリカではそれほど多くの
人たちが自己嫌悪や自分は不十分であるという深い思いを抱いていると聞いて、彼は
明らかに悲しんでいました。

 

Such feelings are virtually unheard of among the Tibetans. They have all the severe
problems of refugees from oppression living in the Third World, but low self-esteem
is not of them.

そのような感情は、チベット人の中では実質的に聞いたことがないものだったのです。
彼らは、第三世界に暮らすという抑圧からくる問題、難民特有の耐え難いあらゆる
問題を抱えてはいますが、その中には自尊心の低さはないのです。

 

But who knows what will happen to future generations as they come into contact
with what we ironically call the “developed world.” Maybe we are overdeveloped
outwardly and underdeveloped inwardly. Perhaps it is we who, for all our wealth,
are living in poverty.

しかし、皮肉にも私たちが「先進国」と呼ぶこの世界と触れることで、未来の世代には
何が起こるか誰にもわかりません。もしかしたら私たちは、外側においては発展
しすぎており、内側においては未発展なのかもしれません。もしかしたら私たち
こそが、豊かさにもかかわらず、貧しさの中で生きているのかもしれません。

 

いかがでしたか?この「心の貧しさ」を是正するための第一歩として、ジョン・
カバットジンは、「慈悲の瞑想」を推薦していますが、ここでは詳細には立ち
入りません。それよりも私が興味深かったのは、彼が抱いている、このような
「心の貧しさ」に関する問題意識が大勢の西洋人にも共有されており、それが、
マインドフルネス普及につながったのかもしれないということです。わが身を振り
返って、日本人はどうなのか?地理的・歴史的に見れば、明らかに東洋人ですが、
心は、豊かなのか貧しいのか?難しい問いかけですが、少なくとも「心の豊かさを
失くさない」あるいは「幸せになる」ためのヒントは、ダライ・ラマが語る以下の
プログの中に見つけることができると思います。参考にしていただければ、幸いです。

 

ダライ・ラマ「思いやりと個人 COMPASSION AND THE INDIVIDUAL」

http://www.tibethouse.jp/dalai_lama/message/compassion_and_individual.html

 

Wherever You Go, There You Are

Wherever You Go, There You Are

 

  

マインドフルネスを始めたいあなたへ 毎日の生活でできる瞑想:Wherever You Go, There You Are

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大丈夫。マインドフルネス瞑想には「正しいやり方」など、ありません。「マインドフルネスを始めたいあなたへ」その13

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マインドフルネスに関する情報があふれている、今。瞑想にチャレンジしては
みたものの、「自分のやり方は正しいのか?」と不安になっている人もいるかも
しれません。大流行のきっかけにもなったベストセラーから、心強いアドバイス
ご紹介します。まずは、その長さ。「どのくらい (how long) 瞑想すればいいのか?」
という良くある疑問に、著者ジョン・カバットジンは、こう答えています。

 

It is important to know that meditation has little to do with clock time. Five minutes
of formal practice can be as profound or more so than forty-five minutes.

瞑想は、物理的時間とはあまり関係ないということを知ることが重要です。きちんと
した瞑想を五分間実践することが、四十五分間の瞑想と同等かそれ以上に深遠となる
こともあり得るのです。

 

The sincerity of your effort matters far more than elapsed time, since we are really talking
about stepping out of minutes and hours and into moments, which are truly
dimensionless and therefore infinite. So, if you have some motivation to practice even
a little, that is what is important. Mindfulness needs to be kindled and nurtured, protected
from the wind of a busy life or restless and tormented mind, just as a small flame needs
to be sheltered from strong gusts of air.

私たちがここで話しているのは、分や時間の単位から抜け出し、無次元つまりは無限
である、この瞬間へと足を踏み入れることです。したがって時間の長さよりも、あなた
の努力がどれだけ真摯であるかの方がはるかに重要です。ですので、たとえほんの
少しでも、実践するための動機があるということが大切です。まるで小さな炎が強風
から守られなければならないように、マインドフルネスも、忙しい生活や落ち着きなく
苦悩する心という風から守られ、火を立たせ育まれる必要があります。

 

If you can only manage five minutes, or even one minute of mindfulness at first, that is
truly wonderful. It means you have already remembered the value of stopping, of shifting
even momentarily from doing to being.

もし五分間だけ、または一分間だけでもマインドフルネスを維持できるのであれば、
本当に素晴らしいことです。これはつまり、あなたはすでに立ち止まることの価値や、
ほんの束の間であれ行動することから存在することへとシフトすることの価値を
思い出したということなのですから。

 

TRY:

Being aware of all the times in meditation when the thought comes up: “Am I doing this
right?” ”Is this what I should be feeling?” “Is this what is ‘supposed’ to happen?” Instead
of trying to answer these questions, just look more deeply into the present moment.
Expand your awareness in this very moment. Hold the question in awareness along
with your breathing and with the full range of this particular moment’s context.

エクササイズ

瞑想の最中に次のような考えが浮かんだら、常に気をつけてください。「自分は
ちゃんとできているだろうか?」「これが感じるべき感情なのか?」「これが『本来
起こるべき』ことなのか?」。これらの疑問に答えようとするのではなく、その瞬間の
より深いところを見つめるようにしてみてください。その瞬間に、あなたの意識を
広げるのです。呼吸と共に、そしてその瞬間が持つ独自の状況すべてと共に、その
疑問を意識して保ちます。

 

Trust that in this moment, “This is it,” whatever and wherever “this” is. Looking deeply
into whatever the “this” of the present moment is, keep up a continuity of mindfulness,
allowing one moment to unfold into the next without analyzing, discoursing, judging,
condemning, or doubting; simply observing, embracing, opening, letting be, accepting.
Right now. Only this step. Only this moment.

その瞬間に、「これ」がいったい何を、またはどこを意味するにせよ、「これが
そうなんだ」ということを信頼しましょう。この瞬間における「これ」が何で
あろうと、深く観察し、マインドフルネスを持続したまま、一つの瞬間が次の瞬間へと
展開していくさまを、分析することなく、妨げることなく、批評することなく、非難
することなく、疑うことなく、そのままに任せましょう。ただ、観察し、包み込み、
開き、その状態のままでいさせ、受け入れましょう。今です。この一歩だけ。
この瞬間だけ。

 

いかがでしたか? 最後の「This is it」は、ネイティブが頻繁に使うのに、われわれ
日本人にとっては、ちょっとニュアンスが掴みにくいフレーズではないかと思います。
比較的わかりやすい解説を見つけたので、ご参考にしていただければ幸いです。

 

https://eigobu.jp/magazine/this-is-it

 

Wherever You Go, There You Are

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マインドフルネスを始めたいあなたへ 毎日の生活でできる瞑想:Wherever You Go, There You Are

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2017/11/30